DCLS
歯科緊急事態対応救命コース

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 DCLSとは   

 DCLSとは、Dental Crisis Life Supportの略で、歯科関係者のための緊急事態対応、救命処置コースの事です。日本救急医学会のICLSコース内容に準じて、歯科特有の内容も追加したコースです。

 近年、社会的に少子化と高齢化が進み、医療全体として緊急事態へ対処するための教育が注目されるようになってきました。医師、看護師関係者のコースは多いのですが、歯科関係者のために特化されたコースは存在しなかったため、2007年にコースが開発されました。



 DCLSコース   

 DCLSコースと、DCLS miniコースとがあります。

 DCLSコースはICLSコース内容に準じ、歯科医を中心とした一次救命処置〜二次救命処置を学びます。コース修了証は、日本救急医学会に登録されたコース番号と共に発行されます。

 所要時間は1日(8時間)を基準としています。



 DCLS mini コース   

 DCLS mini コースは、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、受付など、歯科医師と共に活動するスタッフのためのコースです。これには高度な二次救命処置法の手技は含まれず、一次救命処置法の習得を目的としています。

 “業務の内容や活動領域の性格から、一定の頻度で心停止者に対し応急の対応をするすることが気態、想定される者”として、AEDの使用を含めた心肺蘇生法の講習を行います。

 所要時間220分(3時間40分)を基準としています。



 緊急事態の発生から、10分間を乗り切る   

  歯科関係者は、病院歯科よりも開業歯科の方が圧倒的に多いです。

 

 病院歯科の場合、緊急事態が発生したら救急部や内科、外科、あるいは麻酔科、ICUなどに連絡をし、対処するのが基本です。すぐに専門家に引き継ぎが出来ますので、多くの処置を行うことは少ないかもしれません。

 

 それに対して、圧倒的に数が多い開業歯科医で緊急事態が発生した場合は119番通報して、救急車が到着する10〜15分を乗り切る必要があります。緊急事態ではまさにこの10分間が患者の生死を分けるかもしれません。

 

 DCLS各種コースでは、この10分の間、命を繋ぐ手技、自信をつけて頂きます。

 

 マネキンを使ったシミュレーション教育では、失敗は大歓迎です。実際の緊急事態では失敗は許されませんが、大勢で行う訓練においては、誰かの失敗が疑問点や再認識を生み、学習に繋がります。自分の失敗を恐れず、他人の失敗を非難せず、そこから多くのことを学ぶのがシミュレーション教育です。

 

 

 




 

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